メルカリ・ラクマの失敗談!初心者の出品＆購入トラブルと注意点をご紹介します

個人の不用品を手軽に売り買いできるフリマアプリ。

「メルカリ」や「ラクマ」は今や日常的に多くの人が利用しています。

大流行している一方で「使ってみたいけれどよくわからないし心配…」という方もおられるのではないでしょうか。

そこで今回は、2021年1月にフリマアプリをはじめたばかりの私が、初心者ならではの失敗談をお話しします。

フリマアプリをはじめてまだ数ヵ月ですが、出品（販売）と購入を合わせて取引は70件を超えました。

そのなかから、実際にやってしまった失敗やトラブル、注意点をご紹介していきます。

これからはじめようと思っている方や登録して間もない方の参考になればうれしいです。

私と同じような失敗をすることないよう、どんなことで失敗しやすいのかぜひチェックしてみてくださいね。

「メルカリ」「ラクマ」の失敗談：出品編

私はメルカリでもラクマでも、自分の住所氏名を明かさなくても売買ができる「匿名配送」を利用しています。

登録してはじめの1ヵ月は、ルールをよく理解しきれていなかったために送料に関する失敗が多かったです。

自分が売上で損をしたライトな失敗談から、購入者の方にキャンセルをお願いすることになったヘビーな体験までさまざまな失敗談をご紹介します。

高い送料で発送して損をした

商品を送るのに最も安い配送料を調べておかないと、せっかく売れても損をすることになってしまいます。

JTの株主優待でいただいた「プルームテック」という商品を発送したときのことです。

わが家には喫煙者がいないので、優待として送られてきたときのダンボール箱のまま保管していました。

そのダンボールを使えば新たに梱包する手間もないので、何の疑問も持たずにその小型のダンボールで発送をしたのです。

しかし、厚みもさほどなく小型の商品であれば、「宅急便コンパクト」や「ゆうパケットプラス」など、もっと配送料の安い方法で送った方が得だったとあとから気づきました。

私は宅急便として700円かけてしまいましたが、本来であればゆうパケットプラスの375円の送料で済んだのです。

いい勉強代になったと思い、それ以降は商品の大きさに合った送料をきちんと確認するようにしています。

送料を勘違いして安く出品

メルカリでヤマト運輸の匿名配送を利用した場合、商品の大きさによって送料が異なります。

2021年3月現在はこのような区分になっており、下に行くほど大きな荷物が送れます。

私が120mlのミニ水筒を出品したときのことです。

送料を「宅急便コンパクト」の380円で計算しなければいけなかったところ、勘違いから「ネコポス」の175円のつもりで出品してしまったのです。

出品価格を400円としてしまったので相場よりもかなり安い価格設定になってしまい、出品から数分で購入されて間違いに気づきました。

購入された方には事情を説明し取引はキャンセルとさせていただきましたが、数分で購入するほど楽しみにされていた商品だったことを思うと、本当に申し訳ないことをしてしまったと反省しました…。

ラクマの匿名配送でおもちゃの価格を1,000円にして出品した

ラクマでおもちゃを出品したときのことです。

アンパンマンが車に乗っているおもちゃで、大きさは片手いっぱいほどの大きさのものでした。

価格を1,000円にして出品したところ、数日で買い手がつきました。

発送準備をしようと取引画面を進めたところ、配送区分が「ゆうパケット」しか選択できなくなっていたのです。

小型の商品が送れるゆうパケットは、厚さ3cmまでという規定があります。

おもちゃはそれ以上の厚みがありますので、当然ゆうパケットでは送れません。

ゆうパックで送るつもりだったのですがなぜか選択画面に表示がないのです。

原因を調べてみると、匿名配送で3cmを超えるものは1,610円以上に設定しないと送れないことがわかりました。

こちらの認識不足で本当に申し訳なかったのですが、先方に事情をお話ししキャンセルとさせていただきました。

説明をよく読まないとわかりづらいので、ラクマで匿名配送を利用したい方は注意してくださいね。

発送手続きで配送区分を誤って選択

メルカリでもラクマでも、匿名配送だとスマホの画面をタップするだけでカンタンに発送の手続きをすることができます。

ただ、カンタンであるがゆえに注意して手続きしないとうっかりミスをしてしまうこともあるのです。

メルカリで売れた商品をセブンイレブンで発送したときのことです。

セブンイレブンでは、配送区分を「ネコポス」「宅急便コンパクト」「宅急便」のなかから選択し、画面に表示されたQRコードを読み取ってもらうことで発送ができます。

私はそこで「宅急便コンパクト」を選ばならないところを、誤って「ネコポス」と選択してしまったのです。

気づいたのはお相手に発送通知をしたあとでした。

発送手続き、発送通知ともに済ませてしまったため、スマホの画面上ではどうすることもできません。

誤って選択した「ネコポス」の方が送料が安いので、どのように対処されるのかかなり不安になりました。

急いでヤマト運輸に電話をかけると「メルカリに連絡してください」との回答。

メルカリは電話対応をしていないので、問い合わせフォームから連絡をして、折り返しを待つことにしました。

待っている間に過去に同じような失敗をしてしまった方の事例を調べてみると

などなど、さまざまな経験談や意見が掲載されていました。

結局、メルカリからその日のうち連絡をもらうことができ、伝票番号は変わらず宅急便扱いで発送されることとなりました。

本来ならば「宅急便コンパクト」の380円で発送できたところを、宅急便として700円送料がかかることになりました。

may（メイ）

これからは本当に本当に気をつけよう…

と思っていた翌日、なんとメルカリから「差額分の320円を負担します」との申し出があり、差額分が入金されたのです！

今回のことはメルカリ側にはなんの落ち度もなかったのに、迅速に対応して差額分まで負担していただいたことに大変驚きました。

メルカリをはじめたばかりの失敗で落ち込んでいたので、本当にありがたかったです。

そして、2度と同じ間違いはしないようにしようと心に決めたのでした。

「メルカリ」「ラクマ」の失敗談：購入編

フリマアプリを使っていくうちに、出品だけでなく購入もするようになりました。

そのなかで体験した購入者としてのトラブルもご紹介します。

匿名配送のつもりが配送方法を「未定」のまま購入

私はフリマアプリでは取引相手に住所・氏名を明かさない「匿名配送」を利用すると決めています。

ある日、配送方法が「未定」になっている商品を購入したかったので、購入前に匿名配送を希望する旨をコメントでやりとりして、出品者の方にも了承してもらいました。

購入後に変更してもらおうとそのまま購入したところ、匿名配送への変更は購入前でないとできないことがわかったのです。

このことは出品者の方も知らなかったようでした。

出品者の方は匿名配送にこだわりのある方ではなかったので、匿名配送は利用せず送っていただくことになりました。

商品内容を勘違い

ヤマト運輸の「宅急便コンパクト」と郵便局の「ゆうパケットプラス」で発送するには、専用のダンボール箱が必要です。

この専用箱をメルカリで購入したときの話です。

「宅急便コンパクト」○枚、「ゆうパケットプラス」△枚など、何人かの出品者が同じような内容で出品していました。

枚数と価格を比較してよく考えて購入したつもりだったのですが、あれこれ見すぎたせいで購入予定のものとちがう出品者のものを購入してしまいました。

すぐに間違いに気づき、キャンセル依頼をして無事に取引はキャンセルとなったのですが、出品者の方にご迷惑をおかけしてしまいました。

出品者に不信感があったのに購入してしまった

フリマアプリは素人の個人対個人のやりとりなので、時にはトラブルが発生したり気持ちよく取引を終えられないことがあります。

私はプロフィールや評価から不信感を持った出品者から購入してしまったことで、商品説明と違うものが届くというトラブルに遭いました。

詳しくは「メルカリの評価で悪いをつけたい!つけるとどうなる?仕返しや復讐はあるの?【体験談】」でお話ししています。

出品者の方に少しでも疑念を持ったり不安がある場合には、購入前にコメントで確認したり、できるなら購入を控えることを検討した方がよいでしょう。

無理に取引を続けると、後にトラブルにつながったりイヤな思いをすることになるかもしれません。

ルールを確認して楽しくフリマアプリを使いこなそう

2021年1月からフリマアプリをはじめた私は、出品・購入ともにさまざまな失敗をしてきました。

まだはじめて数ヵ月ですが、個人的にはルールをよく理解しきれていない最初の1ヵ月が最も失敗が多かったです。

知っていれば防げたこともありましたので、はじめたばかりの方はひとつひとつ確認しながら慎重に取引をすすめていくことをおすすめします。

慣れるとだんだんしくみがわかってきてスムーズに使いこなせるようになりますよ。

また、もし失敗をしてしまったとしても相手の方に誠意を持って対応することが最も重要です。

私も正直に事情を説明すると、逆に「ていねいな対応だった」と感謝していただいたことが何度かありました。

何かトラブルがあったときには、真摯に対応していきましょう。

フリマアプリをはじめる前は「独自のルールとかわからないし、ちょっと怖いなぁ…」なんて思っていました。

でも、今では自分ではいらないものを誰かが必要としてくれたり、廃盤となってしまった商品を買えたりする楽しさからすっかりハマっています。

自分では使わないものが誰かの手に渡って使ってもらえたり、時には感謝までされるのはとてもうれしい経験でした。

私の失敗を反面教師にして楽しくフリマアプリを使いこなしてくださいね。