神戸市東灘区、六甲アイランドにある複合型スポーツ施設「デカパトス」。
毎年夏には屋外プールがオープンし、多くの家族連れでにぎわいます。
連日の記録的な猛暑のなか、プールのレジャーを楽しみたいところですが、今年は気軽におでかけできる状況ではなくなってしまいました。
デカパトスには行きたいけれど「どれくらい混雑しているの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、これからデカパトスに行ってみたい方に向けて、2020年7月に3歳の子どもとデカパトスデビューしてきた私がレビューしたいと思います。
2020年のデカパトスの利用方法や、行って分かったおすすめの休憩場所、必要な持ち物などもご紹介します。
ぜひ参考になさってください。
Contents
デカパトスの2020年の利用方法は?
デカパトスの2020年の営業は以下の通りです。
デカパトスの営業情報(2020年版)
【営業期間】
2020年7月11日(土)~8月31日(月)
※休園
2020年7月13日(月)~7月17日(金)
【営業時間】
7月11日(土)~7月22日(水)
10:00~17:00
7月23日(木・祝)~8月31日(月)
10:00~18:00
※退水(プール利用)時間は、終了時間の30分前です。
【入場料】
(一般)
大人 1,500円/中高生 900円/小学生 700円/幼児 400円/高齢者 900円/3歳以下 無料
(障がい者)
大人 800円/中高生 500円/小学生 400円/幼児 200円/高齢者 500円/3歳以下 無料
2020年は、コンビニでの前売り券、六甲ライナーとのセット券の販売がありません。
券売機で購入しましょう。
利用料金
貸出席(DekaSajiki) | 金額 |
SA席 | 5,000円 |
SB席 | 4,000円 |
A席 | 3,000円 |
B席 | 2,000円 |
C席 | 1,500円 |
D席 | 3,000円 |
一般席 | 500円 |
利用料金 | 金額 |
Deka マウンテン スライダー | 300円/1回 1,000円(5枚つづり回数券) |
貸出席はインフォメーションでの販売です。
予約販売はしていません。
密集を避けるため無料休憩所(区間エリア)は有料(500円)になっています
デカパトスの施設情報
【住所】
〒658-0032
兵庫県神戸市東灘区向洋町中8-1
【TEL】
078-857-1170
【交通アクセス】
(電車)
六甲ライナー マリンパーク駅下車すぐ
(バス)
みなと観光バス 神戸国際大学前バス停下車 徒歩3分
(車)
■大阪方面(東)から
阪神高速3号神戸線魚崎出口~デカパトス 約10分(約4km)
■神戸方面(西)から
阪神高速神戸線摩耶出口~デカパトス 約10分(約7km)
■阪神高速湾岸線から
阪神高速5号湾岸線「六甲アイランド北」出口~デカパトス 約5分(約2km)
※駐車場からデカパトスへは徒歩約3分(約200m)です。
【ホームページ】
デカパトス公式ホームページ
デカパトスでは混雑時の入場制限の実施、入場前の検温などを行っています。
私たちが行ったのは7月の平日でしたが、入場制限はなく、ほどよく人がいる程度でした。
混雑や密集を感じることはありませんでしたよ。
ちなみに「密」になりがちな更衣室は、行きは私たちのみの貸切状態で、帰りも私たち以外に1組いただけでした。
女性更衣室はすべて試着室のように仕切りがありますので、多少人が多くても距離を取ることができます。
入場制限を行っているかどうかはホームページで情報を公開しています。
お出かけの前には必ずチェックするようにしましょう。
入場時の注意
入場の前に券売機で入場券を買います。1人ずつ検温を受けた後、並ぶ券売機に案内されました。
割引券などがある場合は券売機が違いますので、スタッフの方に伝えましょう。
ここでは入場券のみ購入し、休憩場所の利用料金は、なかのテント(インフォメーション)で別途支払いが必要でした。
支払いはクレジットカードが使えません。必ず現金を用意しておきましょう
おすすめの休憩場所
例年は無料で使えるテントのエリアも今年は密集を避けるために有料です。
イスやテーブルのついた席はそれぞれ金額が異なりますので、利用料金と用途に応じて選ぶようにしましょう。
我が家は子どもが遊べるプールが近そうな「一般席」の1番エリアを選択しました。
テントのなかでエリアが区切られており、渡されたカードを置いておくことで休憩場所が確保できるシステムです。
小さい子どもが遊べるプールが近いのは良かったのですが、日よけがあるとはいえテントの下は暑かったです。
「ボディスライダー」の下にある5番のテントはもともと日陰になっている場所にさらにテントが立てられていたので、通るとかなり涼しかったです。
このようにスライダーの陰になっています。
私も次回行くことがあったらこの場所を選びたいと思います。
「ふれあい水遊びプール」や造波プールからは少し離れますが、一般席を選ぶ場合にはこちらがおすすめですよ。
500円の有料エリアはコンクリートの上に座ることになるので、レジャーシートは忘れずに持って行きましょう。
デカパトスにはどんなプールがあるの?
デカパトスには数多くのプールがありますが、2020年は休止されているエリアやプールがあります。
「浮島(乳幼児用)」「トリトンの噴水」「スパプール」の3つです。
休止されているのはどこも小さな子どもから遊べるエリアだったので、行く前は3歳の娘が楽しめるプールがあるのか心配でした。
しかしそんな心配をよそに、帰り際には「まだ遊びたい!」と言ってなかなか帰れなくなるほど思いっきり楽しむことができましたよ。
小さな子どもが遊べるプール、大人が楽しめるプールをそれぞれご紹介します。
小さな子どもにおすすめのプール
ふれあい水遊びプール
小さな子どもでも安心して水遊びが楽しめる水深25cmの浅いプールと50cmのプールがあります。
小さなお子さんでも楽しめる小さめのすべり台や、頭上の桶に水がたまると流れ落ちてくるアトラクションつきのジャングルジムがあります。
年齢の離れたお子さんをお持ちのご家族も同じエリアで遊ぶことができますよ。
3歳の娘は突然上から水が落ちてきて泣いてしまいました。
ジャングルジムは比較的大きなお子さんにおすすめです。
造波プール
娘が子どもエリアのプールよりも気に入ったのが造波プールです。
波が出てくるプールは初めてだったので、ゆらゆら揺れるのが面白かったようですね。
赤ちゃんなどの小さなお子さんで、まだ水に入るのが怖い場合は、波打ち際に座ってチャプチャプ遊ぶのがおすすめですよ。
ファミリープール
小さなお子さんでもすべることのできる「わんぱくスライダー」や、小さいすべり台があります。水深は70cmです。
娘はすべり台よりもスライダーが気に入ったようで何度も何度もすべっていました。
通常のスライダーはどこも身長制限があるので大きくならないと乗ることはできません。
こういった小さなスライダーがあるのはうれしいですね。
大きな子どもや大人におすすめのプール
ボディスライダー
高さ10m、全長の92cmの迫力あるウォータースライダーです。
私たちが行った日も人気がありよく人が滑っていました。身長120cm以上のお子さんから楽しむことができます。
※80kg以上の方は利用できません。
Dekaマウンテンスライダー(有料)
デカパトスの真ん中にドドンとそびえ立つDekaマウンテンスライダー。
視界をさえぎるものは何もありません。
青空の下をいっきにすべり降りることができます。
高さ8mの巨大すべり台のようなスライダーは迫力満点です。
こちらは1回300円/1,000円(5枚つづり回数券)と唯一有料のアトラクションです。
※身長110cm以下、体重90kg以上の方は利用できません。
流水プール
ゆっくり自然な流れを楽しむことのできる流水プール。
大人から子どもまで遊べるので1番人気が高かったです。
空いていれば入っておくことをおすすめします。
アトラクションを楽しんだ後はゆったり泳いで流れに身を任せてみましょう。
※エアーマットやゴムボートなどの大型浮き具は使用禁止です。
デカパトスは小さな子どもと一緒に楽しめる!
一部プールは休止していますが、デカパトスには小さなお子さんから楽しめるプールとサービスがそろっています。
デカパトスはオムツがとれてない子もOK?
確認したところ、水遊びパンツ(水遊びオムツ)の上に水着を着用すれば入水OKでした。
デカパトスには水深の浅いプールや小さなすべり台つきのプールなど、子ども向けのプールがたくさんあります。
オムツを履いた小さなお子さんから楽しむことができますよ。
ただ、水遊びパンツは普通のオムツとは機能性が異なります。
長時間の入水は控えるようにしましょう。
狭すぎず、広すぎないプール
子連れでプールに行くと、子どもがはぐれて迷子になってしまわないかと心配ですよね。
デカパトスは狭いわけではないのですが、そこまで広いプールでもないので、お子さんを目の届く範囲で遊ばせやすいです。
オムツをつけたお子さんも利用できるので、お子さんのプールデビューにもぴったりですよ。
授乳室やオムツ替え台がある
女性更衣室のなかに授乳室とオムツ替え台がありました。
横にはオムツ用のゴミ箱もきちんと用意されていましたので、赤ちゃんと行っても安心です。
デカパトスで必要な持ち物
デカパトス内の売店「Zona Tropica(ゾーナ・トロピカ)」では、プール遊びに必要な水着やタオルなどさまざまなグッズを販売しています。
浮き輪や日よけシェードのレンタルもありますので、「バッグをまるまる忘れちゃった!」という場合でも身ひとつで楽しむことができますよ。
ここでは実際に持って行って便利だったものや、持ち物に関する失敗談からデカパトスで必要な持ち物についてご紹介します。
【必要なもの】
- 水着
- はおれる上着、Tシャツ
- 小銭(ロッカーや売店を利用する方)
- 浮き輪やアームリング(必要な方のみ。大型遊具は混雑時に使用できないので注意しましょう。)
- レジャーシート(必要な方のみ)
- テント(必要な方のみ)
- スイムキャップや帽子
- サンダル
【いらないもの】
- 空気入れ(施設内の2ヵ所に空気入れがあります)
水着の状態で太陽にさらされるので、日焼け対策グッズは用意しておきましょう。
なかでも持参することを強くおすすめしたいのが、スイムキャップとサンダルです。
スイムキャップは娘用に日よけのつばのついたものを持参していたのですが、娘がかぶるのを嫌がったことと、かぶっている人も見かけなかったことから使わなかったのです。
帰ってからふと娘の頭を見ると、頭皮が赤く日に焼けてしまっていました。
私はプールには入らずサンバイザーをつけていましたが、きっと頭皮は日焼けしてしまったことでしょう…(涙)
大切なお子さんのからだを守るためにも、日焼け対策は万全にしておきましょう。
また、プールサイドではサンダルがあった方が良いです。
土足厳禁なので、靴とは別にビーチサンダルを用意しておきましょう。
私は持っていなかったので裸足で歩きましたが、コンクリートが熱くて歩きにくかったです。
意外と小石も転がっていて痛かったので、面倒でもぜひ持参するようにしましょう。
子どもと一緒に楽しめるデカパトスへ行こう!
毎年夏には神戸市内外から多くの利用客が訪れるデカパトス。
今年は休止されているプールがあったり、例年とは利用方法が異なりますので注意が必要です。
利用に制限はありますが、小さな子どもと行っても十分に楽しむことができました。
子ども向けのプールが充実していて、普段オムツをつけている小さなお子さんも一緒に遊ぶことができるので、お子さんのプールデビューにもおすすめです。
強い日差しのなかでのプール遊びは日焼けや熱中症などの心配もありますので、対策を十分にとって楽しく遊べるようにしましょう。
安全に配慮しながら、楽しい夏の思い出をつくってくださいね。