現代の生活に欠かせないインターネットショッピングモール「楽天市場」。
欲しいものがすぐに買えてポイントもつくので、私もかなりのヘビーユーザーです。
そんな楽天のポイントカードですが、提携している店舗で使おうとしたら、ある日突然「このカードは使えません」と言われてしまいました。
レシートを見ると「楽天の判断により、お客様の楽天ポイントカードの利用を停止しています」との文字が!
これは一体どういうことなのでしょうか?
この記事では、私のように突然、楽天ポイントカード・楽天ポイントカードアプリが使えない状況になってしまった方のために、利用停止になってしまった要因と今すぐ取るべき対処法についてご紹介します。
恥を忍んで私の失敗談を公開しますので、ぜひ参考にして一刻も早く利用再開できるように手続きをしましょう!
本記事は楽天のクレジット機能ではなく、ポイントカード・ポイント機能に関する内容です
Contents
お店で楽天ポイントカード・アプリが使えない!
私が自分の楽天ポイントカードが利用停止されていると知ったのは2018年5月のことでした。
マクドナルドでポイントカードを読み込んでもらったところ、エラーになってしまったのです。
店員さんが何回もスキャンしようとしてくださいました。
ですが結局「このカードは使えないので、ポイントがつけられません」と言われてしまったのです。
レシートを見ると、「この楽天ポイントカードは使用できません。楽天までお問い合わせください」という文章が書かれていました。
しかし、ふとレシートのポイント欄を見ると、きちんと精算分のポイントが記載されています。
「あれ?ポイントがついてる…よくわからないなぁ」
などと思いながら、利用再開のために楽天ポイントカードお客様サポートセンターに問い合わせのメールを送ってみたのです。
すると後日、楽天からこんな回答が返ってきました。
「お客様の楽天会員登録をこちらでお調べしたところ不正アクセスと見られるアクセス記録が確認されたため、楽天ポイントカードの機能を一時的に制限させていただいております」
なんと不正アクセスされた可能性があり、私のポイントカードを保護する目的で楽天が利用制限をかけてくれていたのですね。
続けて利用再開を希望するかの確認と、こんな文章が並んでいました。
解除後、万が一第三者にポイントを利用されてしまっても楽天側で補償は出来かねますがご了承いただけますか?
YES / NO
私はこの文章に引っかかってしまって、利用再開を申し出るのをやめてしまったのです。
まったくポイントカード機能が使えないなら困りますが、先日のマクドナルドではレシートにポイントがついていました。
そして、その後も別のお店でポイントカードをスキャンしてもらうたびに「このカードは使えません」と言われましたが、レシートを見るとポイントはついている、という状態が続きました。
なので
と、解釈し、ポイントは店舗で使わず楽天市場のみで使うことにして、そのままポイントカードを使い続けていたのです。
この行動を、のちの私は激しく後悔することになります。
楽天ポイントカード・アプリが使えない!利用再開の手続きをしよう
時は流れて2020年7月(時が経ちすぎですね…)、ドラッグストアで買い物をしたときも「このポイントカードは使えません」と言われました。
「ポイントはついているみたいなので大丈夫です」と答えると「使えないのでここに連絡してください」と、レシートとは別に「お知らせ」と書かれた紙を渡されました。
それがこちらです。
紙まで渡されて「連絡してください」と言われたのは初めてでした。
なんとなく気になって、ここでようやく楽天ポイントカードお客様サポートセンターと記載されている電話番号にかけてみることにしたのです。
楽天ポイントカードお客様センターとの電話でのやり取り
電話口では、はじめに本人確認のためにいくつかの質問に答え、ポイントカードが今どういう状態になっているのかを調べてもらいました。
すると、やはり以前メールで返信があったように「不正アクセスの可能性があったため、利用を制限している」との説明を受けました。
ただ、必ずしも不正アクセスがあったかは定かではなく、自分でパスワードを何度も打ち間違えたり、普段と違う環境からアクセスをしたことが原因の可能性もあるそうです。
それ以上の追及はできないとのことだったので、何が原因だったのかは明確にはわかりませんでした。
そして、何気なく利用制限を受けているなかでもレシートにポイントがついていたことについて尋ねると、衝撃の答えが返ってきました。
「…一部レジの仕様によってはポイントがつくものもあるかと存じますが、ポイントはほとんどついていないはずです」
なんと、今まで実店舗では使えないだけで貯まっているとばかり思いこんでいたポイントが、実はほとんどついていないはずだという衝撃の返答を受けました。
そして、不正アクセスへの防止策として、IDとパスワードの変更を提案されました。
パスワードを変えたことはありましたが、IDは私が楽天会員になった2006年以降、14年間変えていなかったのです。
IDをメールアドレス以外に設定できることを、このとき初めて知ったのでした。
IDとパスワードは定期的に変更しよう
今までの店舗でのポイントはついていなかった…?
電話を切った後「ポイント獲得履歴」を確認しましたが、この問い合わせのきっかけになったドラッグストアのポイントはついていました。
他の店舗でもいくつか来店して得たポイントを獲得している履歴を見つけることができました。
ですが、今まで獲得したと思っていたポイントのなかには、実は獲得できていなかったものがあるというのです。
相当ショックでしたが、これまでの店舗でのポイントがまったくついていなかったわけではないことと、確認していただいた結果、ポイントの不正利用などもなかったことが不幸中の幸いでした。
楽天ポイントカード・アプリが使えなくなったときの対処法
楽天ポイントカードの機能が停止されていることが判明したら、一刻も早く楽天ポイントカードお客様サポートセンターに連絡をしましょう。
これに尽きます。
実店舗でポイントが使えないだけでなく、ポイントが付与されていない可能性もあります。
私のように残念な思いをする前に、確実にポイントを貯められる状態にしておきましょう。
また、私が実際にやり取りをして感じたのは、メールよりも直接電話で問い合わせた方が良い、ということです。
個人差はあるかと思いますが、私の場合はメールの文章とレシートの表示を見て、誤った解釈をしたことで手続きをやめてしまいました。
直接自分のポイントカードの状態を聞ける電話での問い合わせの方がやり取りはスムーズですし、間違いのないよりきちんとした情報を得ることができますよ。
楽天ポイントカード・アプリが使えなくなったときのポイントまとめ
ここまで私の失敗談から、楽天ポイントカード・楽天ポイントカードアプリが利用停止された場合に取るべき行動と対処法をお伝えしてきました。
対処のポイントをまとめておきます。
- 楽天ポイントカード機能が利用停止されたら、楽天ポイントカードお客様サポートセンターに連絡
- 問い合わせはメールより電話がおすすめ
- 不正アクセスの防止にIDとパスワードを変更しよう
- 楽天からの「重要なお知らせ」メールには必ず目を通そう
楽天ポイントカードお客様サポートセンターとのやり取りのなかで、不正アクセスがあった日にちを調べていただけることになりました。日にちは2018年4月2日でした。
そして、不正アクセスの可能性があったことと、楽天ポイントカード・楽天ポイントカードアプリの利用を制限する旨を記載したメールを翌日に送付していることを告げられました。
2年以上前のことで記憶がありませんでしたが、確認すると未開封のまま「重要なお知らせ」というメールが残っていました。
楽天はこんなにも迅速に危険を知らせるメールを送ってくれていたのですね。
この「重要なお知らせ」をきちんと開き対処できていれば、私の未来もポイント数も違ったものになっていたことでしょう…(涙)。
楽天は高度なセキュリティで日々私たちの個人情報やポイントを不正アクセスから守ってくれています。
私のような失敗をしないためにも、楽天からの重要なメールには必ず目を通し、定期的にIDやパスワードを変えるなど自分自身も安全に過ごせるよう意識を高めておきましょう。
セキュリティを高め自己防衛する意識を持ちながら、便利な楽天ポイントを貯めて、楽しく快適な生活を送れるようになるといいですね。