メルカリを利用していると、取引相手の評価をどうするか迷うことがありますよね。
評価で“悪い”を意味する「残念だった」がついていると、どうしてもマイナスイメージになってその後の取引に影響が出てしまいます。
それを知っているだけに、悪い評価をつけたいけれどつけづらい、評価をつけたあとに文句を言われたらどうしようと悩んだ経験のある方も少なくないのではないでしょうか。
私も同じように悩むひとりでした。
でも、先日どうしても「良かった」評価にすることができない取引があり、悩んだ末に初めて「残念だった」をつけることにしたのです。
今回は、実際に悪い評価をつけた私の体験談と、評価に悩んだ場合の対処法をご紹介します。
悪い評価をつけたいとお悩み方、評価をつけたあとはどうなるのか気になっている方は参考までにご覧ください。
Contents
メルカリで悪い評価をつけた取引の内容
悪い評価をすることで気になるのは、その後に何か仕返しをされるのではないかということです。
メルカリでは自分が評価を済ませないと相手がどのように評価したのか確認することができないので
といった報復評価はできません。
ですが、悪い評価をしたことで、別アカウントでの仕返しや報復を受けた事例もあるそうです。
結論から言うと、私自身も気持ちよく取引を終えることはできませんでした。
くわしくお話ししていきます。
※一部商品名などに変更を加えています。
少し不信感のある出品者
私が10点以上の商品のセットをまとめ買いしたときのことです。
購入前に出品者のプロフィールや評価を見ていると、少し不信に思うところがいくつかありました。
プロフィール欄に身の上話
出品者の方は、プロフィール欄になぜか出身地や子どものこと、「離婚するため裁判中です」など身の上話を細かく書いている方でした。
たしかに「自己紹介欄」ではあるのですが、メルカリでは多くの人が取引上の注意点などを書いています。
ここまで取引に関係ないプライベートの内容を書いている人は初めてでした。
この時点では「なんでこんなこと書いているんだろう?めずらしいな」程度に思っていました。
出品直後なのに「最終値下げ」
私はとある商品が欲しかったので、出品されたらすぐわかるように通知設定していました。
ところがその商品は出品されたばかりなのに、はじめから「最終値下げ」と記載されていたのです。
価格の低さを強調したかったのだと思いますが、あまり印象はよくありませんでした。
出品者の過去の評価に気になる点が…
その出品者の方は評価がすべて「良かった」になっており、「残念だった」が1件もありませんでした。
しかし、評価の中身を見ていくと「思っていたものと違う商品が届いた」というコメントがあったのです。
気になって確認すると、商品名は「○○化粧水 しっとり2本」となっていたのに、届いたのはしっとりとさっぱりの2本だったということでした。
載せてあった写真をよく見るとパッケージはしっとりとさっぱりになっていましたが、商品説明が間違っていたのです。
購入者の方は間違いを指摘しつつも「使ってみます」とよい評価をされていたのでした。
このようにいくつか引っかかるところはありましたが、それでもほしい商品だったので私は購入することにしたのです。
届いた商品の中身が違う!
購入から発送までのやりとりは特に問題なくスムーズでした。
そして無事に商品が到着。
安心していたのですが、確認するとなんと10点以上ある商品のうち2点が商品説明と違うものだったのです。
その取引は匿名配送だったので、返品や交換をするには新たに自分の住所氏名を明かさなければなりませんし、手続きがとても面倒です。
商品は中身が違っていても使えるものではあったので、私はそのまま受け取ることにしました。
受け取り後の評価を「残念だった」に
以前にも同じような間違いを指摘されていたので、もうそんなことはないだろうと思って購入しましたが、そうではありませんでした。
私は悩んだ末に、また同じことが起きないようにしていただく注意喚起の意味も込めて悪い評価「残念だった」をつけることにしたのです。
実際に仕返しをされたという話も聞いたことがあるので、事実を伝えつつなるべく怒りを誘わないような文面を考えて送りました。
だいたいの内容はこの通りです。
- 取引のお礼
- 違う商品が入っていたこと
- 以前にも同じようなことがあったようなので今後は気をつけてほしいこと
私としてはかなり気を使った文章にしましたが、悪い評価をつけるのにはかなり勇気がいりました。
自分が評価した後は、相手の評価を確認できます。
なにか反応があるかもしれないとドキドキしていたところ、しばらくして出品者から取引コメントが届いたのです!
評価を見た取引相手からコメントが!
私からの評価を見た取引相手からメッセージが届きました。
その内容はこうでした。
「商品の内容が違っていたようですが、子どもが3人いるなかひとつずつ入力したんです。ご了承ください。プロフィールを見ればわかると思いますが!」
こここ、こわい…
ご覧のように謝罪はひとこともなく、明らかに不満に思っている文面でした。
言い訳と逆ギレが書かれたメッセージに言い返したい言葉は山ほど浮かんできましたが、自分の非を認めることができない人にこれ以上関わるのは危険だと判断しました。
普段なら絶対にしませんが、このメッセージだけはあえて返信しないことに決めたのです。
再度メッセージが来たらどうしようかと思いましたが、幸いこの一度だけでした。
そして取引から2週間が経過し、メッセージ欄は閉鎖されました。
メッセージにもありましたが、プロフィール欄に自分の身の上話を書いていたのは、“私はこれだけ大変なのだから察して”という意味だったのですね。
でも、いくら自分が大変な状況であるからといっていい加減な取引をしていい理由にはなりません。
取引を休むなり、すべての商品写真を載せて購入者に確認してもらうなど方法はいくらでもあったはずです。
悪い評価をつけた私の判断は間違っていないと思っていますが、結果的にイヤな思いが残る取引となりました。
この後は、イヤな思いをしないためにも、悪い評価にするか悩んだ場合の対処方法を提案します。
悪い評価にするか悩んだ場合の対処法
商品に不備があったり不満を感じるやりとりがあると、悪い評価をつけたくなりますよね。
でも、どちらの評価にするか悩む場合や、仕返しされるのではないかという不安からなかなか評価に踏み切れない方も少なくないと思います。
そこで、これまで私がやってきたのが「良かった」評価をして不満点を書くという方法です。
私はこれまで2回行ったことがありますが、1人の出品者は評価終了後に謝罪と「交換しましょうか?」とメッセージをくださいました。
そこまでていねいに対応していただけるとは思っていなかったので、商品に不満はありつつもとても気持ちの良い取引になりました。
ちなみにもう1人の方からは、評価後何のアクションもありませんでした。
それでも、満足いかなかった気持ちを相手に伝えたり、その後の取引相手となる方に情報提供ができるのはとても意味のあることだと思います。
前出の化粧水の購入者も同じ手法で記してくれていたため、私は過去に同じようなことがあったのだと知ることができました。
評価に悩んだ場合はひとつの手段として使ってみてはいかがでしょうか。
また、メルカリでは商品に不備があった場合は取引評価前にメッセージを送ることを推奨しています。
メッセージのやりとりで解決しそうなことであれば、評価前に解消することもひとつの手です。
メルカリで悪い評価をつけたいときは方法をよく考えよう
メルカリを利用するうえで避けて通れない取引相手の「評価」。
今後の取引相手となる方の目安になりますので、あったことはきちんと記すことが大切です。
ただ、注意喚起となるメリットがある一方で、相手から逆上されたりする可能性もあるのでデメリットも考える必要があります。
私は悪い評価をつけたことで逆ギレメッセージを受け取ることになりましたが、取引がおおむねスムーズに済んだ場合などは「良かった」評価のなかに不満点を書くこともできます。
評価する前にメッセージで伝える方法もあります。
報復を恐れて気になったことを伝えずに評価してしまうと、後々モヤモヤしたり後悔することもありますので、あったことは正直に伝えられるといいですね。(かつての私がそうでした…)
ひとりでも多くの方が気持ちよく取引を終えられることを願っています。
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